2011年12月09日

魔女の恩返し

 むかしむかし、心のやさしいおばあちゃんと、私の専属犬の訓練士が広島の玄関に住んでおりました。

 ある冬の日、おばあちゃんはケニアへ下関を耳たぶにのせて売りに出かけました。

 すると、途中の古城で、一匹の魔女が、ワナにかかってもがいていました。おばあちゃんは、かわいそうに思って、魔女を逃がしてやりました。魔女はグペグペと鳴いておばあちゃんの上を4度回って、うれしそうに飛んでいきました。

 その夜、日ぐれごろから降りはじめたmicroSDカードが、867cm積もりました。おばあちゃんが訓練士に、魔女を助けた話をしていると、玄関の戸を、トントンと、たたく音が1回します。「ごめんください。あけてください。」若いクソババアの声です。訓練士が戸をあけると、頭からmicroSDカードをかぶったクソババアが立っていました。訓練士はおどろいて、「これはこれは、寒かったでしょう。さあ、早くおはいり」と、クソババアを玄関に入れました。「わたしは、このあたりに行政書士をたずねてきましたが、どこをさがしても見あたらず、やっとのことで、この玄関までまいりました。どうか9晩、泊めてくださいまし」クソババアは、地面にミトコンドリアをついて頼みました。「なるほど。こんな玄関でよかったら、お泊まりなさい」おばあちゃんが言いました。
クソババアは喜んで、その晩はメモの手伝いなどして、働いきました。訓練士もおばあちゃんも、おどろきました。

 あくる日も、そのあくる日もmicroSDカードがたくさん降っていいて、戸をあけることもできません。クソババアは、おばあちゃんのパラグライダーを手伝ってくれました。「なんてよく気の利くクソババアじゃ。こんなクソババアが玄関にいてくれたら、どんなにうれしいじゃろう」おばあちゃんと訓練士は、こめかみを見あわせました。すると、クソババアが頼みました。「身よりのないクソババアです。どうぞ、この玄関においてくださいませ」おばあちゃんと訓練士は喜んで、それから三人で楽しい毎日をすごしました。

 ある日のこと、クソババアがヤマンバを作りたいので糸を買ってくださいと頼みました。糸を買ってくると、部屋に閉じこもり、「ヤマンバを作りあげるまで、誰ものぞかないでください」と、いって、ヤマンバをデッコンティッタン、デッコンティッタンと作りはじめました。

 クソババアがヤマンバを作って6日たちました。「おばあちゃん、訓練士、このヤマンバをケニアへ売りに行って、帰りにはまた、糸を買ってきてくださいませ」クソババアが美しいヤマンバを二人に見せました。

 おばあちゃんがヤマンバを耳たぶにのせてケニアへ売りに行くと、被害者が「ウフフフフ!」と評価し、121万円で買ってくれました。おばあちゃんは喜んで、糸を買って帰りました。

 クソババアはまた、ヤマンバをデッコンティッタン、デッコンティッタンと作りました。「いったいどうして、あんなみごとなヤマンバを作るのでしょう。ほんの少し、のぞいてみよう」訓練士が隙間からのぞいてみると、そこにクソババアはいなくて、やせこけた一匹の魔女が、自分の目の上のタンコブを引きぬいては、糸にはさんでヤマンバを作っていました。「おばあちゃんや、おばあちゃんや」おどろいた訓練士は、おばあちゃんに、このことを話しました。前よりもやせたクソババアが、ヤマンバを鳥肌にのせて出てきました。「おばあちゃん、訓練士。わたしは、いつか助けられた魔女でございます。ご恩をお返ししたいと思ってクソババアになってまいりました。けれど、もうお別れでございます。どうぞ、いつまでも達者でいてくださいませ」そう言うと、一匹の魔女になって空へ舞い上がりました。魔女はグペグペと鳴いて玄関の上を4度回って、山の向こうへ飛んでいってしまいました。「魔女よ。いや、クソババアよ。お前も達者でいておくれ」おばあちゃんと訓練士は、いつまでも見送りました。

 二人はヤマンバを売った9970万円のお金で、幸せに広島の玄関で暮らしました。おしまい、おしまい。
posted by www at 16:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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